『藤原京子 The Edge』 

ガラスと金属を主素材とする本展は、彫刻、インスタレーション、写真によって構成される空間を通して、光がもたらす視覚体験の可能性を探ります。直径2メートルのガラスシャンデリアを中心に、ガラスの屏風、ステンドグラスを想起させるレリーフ、それらを写真として再構成したシリーズなど、空間全体を意識した作品を展開します。ガラスの透過性や反射、脆さといった特質を手がかりに、「存在の儚さ」「内と外の境界」「神聖と世俗の交差」を可視化します。

《Glass Chandelier》では、鋭利なガラス片を組み合わせたシャンデリアが現れます。華やかさと危うさが同居するその造形は、美の内部に潜む脆さを象徴的に示します。《Glass Coffin》では、割れたガラス片によって静寂と光を内包する棺が形づくられます。終焉と永遠という相反する概念が、ひとつの形態のうちに結晶します。作家はこれまで、ガラスと金属を用いた制作を通して、現実の背後に広がる静謐な世界へのまなざしを探求してきました。内と外、聖と俗、永遠と終焉が溶け合う「境界」にこそ真の美が宿るという視点のもと、鑑賞者の感覚と意識に働きかける空間を提示します。





<概要> 

[会 期]2026年5月16日(土)~2026年6月14日(日) ※会期中無休 

[時 間]11:00~17:00(最終入場16:30) 

[入場料]無料 

[会 場]ART FACTORY 城南島 4F 

助成:公益財団法人野村財団

●関連企画1:トークイベント

美術史家・美術評論家の水沢 勉氏を迎え、作家とのトークイベントを開催します。

 [日 時]2026年5月23日(土) 14:00~14:45 

[会 場]ART FACTORY 城南島 4階

※ご予約不要・無料でご参加いただけます。



【水沢 勉(みずさわ つとむ)】

美術史家・美術評論家

1952年横浜生まれ。1976年慶応義塾大学美学美術史学科卒業。

1978年同大学院修士課程修了後、神奈川県立近代美術館に学芸員として勤務。

2008年横浜トリエンナーレ2008「タイムクレヴァス」総合ディレクター。

2011年より2024年まで神奈川県立近代美術館館長。

単著に『この終わりのときにも 世紀末美術と現代』思潮社、1989年、『エゴン・シーレ まなざしの痛み』東京美術、2023年など。





●関連企画②:「黒ガラスのレリーフをつくるワークショップ」 

藤原さんの作品にも使用されている「黒ガラス」を使用し、ゴムや金属のパーツを使用してレリーフを作ります。パーツを貼るだけで完成しますので、お子様から大人の方まで幅広くお楽しみいただけます。完成後はお持ち帰りいただけますので、ご自宅のインテリアの一部におすすめです!

[進 行]藤原京子(アーティスト) 

[日 時]2026年6月6日(土) 14:00~15:30 

[会 場]ART FACTORY 城南島 2階

[参加費]500円 

[定 員]10名 ※要予約、先着順 

[対 象]どなたでも

[ご予約]リンクよりお申込みください  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbqqR4mx2byC7OI2jHOGsb-ZrccNmij50RMOkf7sg7j_7Now/viewform