本展では、⽂学作品など、⾔葉により媒介された対象を「なぞる」ことで⽣み出された作品を展⽰します。本展における「なぞる」とは、それぞれの仕⽅で「ある対象をたどり・受け取り・再⽣する」こと。この⾏為により⽣まれた作品を3⼈の作家の試みにおいてご覧いただきます。⼤城夏紀と折笠良は⽂学作品を、松元悠は社会に広まる事件のニュースを対象にし、表現⽅法は絵画、インスタレーション、アニメーション、リトグラフ、漫画等、多岐にわたります。
インターネットが普及しSNSでつながることと⽣活が分かちがたくなった昨今、⾔葉やイメージはまたたく間に消費され、アルゴリズムのなかに組み込まれて、次なる消費へと誘います。本展は、⾔葉とそれによるイメージの現れ⽅にゆっくりと向き合い、改めて⾔葉の持つ想像/創造性に想いを寄せる機会となることを願い開催します。