高島屋の歴史は、1831(天保2)年正月、初代飯田新七が京都・烏丸松原で古着木綿商「高島屋」を創業したことに始まります。2026(令和8)年は高島屋創業195周年にあたります。
高島屋史料館では、創業以来の史料や美術品、呉服、広告宣伝物など、高島屋の歴史と共に蓄積されてきた多種多彩な品々を収蔵しています。本年は会期を4期に分け、収蔵品を通して、高島屋の195年をご紹介しています。それは同時に、日本の近現代史をたどることにもなるでしょう。
第Ⅲ期は「繚」の時代と題します。「繚」とは「めぐり、まわる」時代。本展では、戦後復興期から多店舗展開を進めた昭和時代の終わりまでを取りあげます。
1945(昭和20)年8月、終戦。日本全体が普通の暮らしを取り戻そうと動き始める中で、人々の暮らしに寄り添う百貨店の復興もはじまりました。やがて、日本が高度経済成長期に入ると、各地に誕生していった百貨店。それは、戦後を脱却し成長し続けていく日本の象徴的な存在となりました。
「百」「華」「繚」「乱」―各時代の高島屋をお楽しみいただければ幸いです。

※本展は会期をⅠ・Ⅱ部に分け、展示作品をすべて入れ替えて構成します。

主な展示作品
「初公開資料から不朽の名作まで、一挙公開!」

・横山大観《蓬莱山》 1949(昭和24)年 紙本着彩【Ⅰ部展示】
・岡本太郎《創生》 1952(昭和27)年 カンヴァス・油彩【Ⅰ部展示】
・平山郁夫《ペルセポリス炎上》 1976(昭和51)年 紙本着彩【Ⅰ部展示】
・吉原治良《無題》 1958(昭和33)年 カンヴァス・油彩【Ⅱ部展示】
・東郷青児《裸婦》 年代未詳 カンヴァス・油彩【Ⅱ部展示】
・如月会寄せ描き 1947(昭和22)年 紙本着彩【Ⅰ部展示】
・伊藤岳《高島屋大阪店》 1947(昭和22)年 カンヴァス・油彩【Ⅱ部展示】ほか

学芸員によるギャラリ―ト―ク
■会期中の第1・第3土曜日 14:00~(約30分)
※お申込み不要、開始時間までに企画展示室にお集まりください。
※状況により、イベントを休止する場合がございます。