夜空に浮かぶひときわ大きな天体、月。満ち欠けを繰り返しながらも、見上げればいつも規則正しくそこにあり、静かに夜道を照らします。月は古今東西の国々で信仰の対象とされ、また、神話やおとぎ話、詩、歌や物語に登場するように、長きにわたって私たち人類にアイデアの元となるひらめきを与え続けてきました。本展では「月」をテーマに制作された5つの作品を中心にその周辺をめぐります。持ち物はあなたの想像力だけ。秋のひととき、4つの展示室で展開する約120分間の月世界旅行へ皆様をご案内いたします。

Episode 1 ロバート ラウシェンバーグ《ブースター》(1967年)とポップアート
Episode 2 野口里佳《潜る人》(1995年)と日常に潜む光の痕跡
Episode 3 菅井汲《月》(1957年)と日本のアンフォルメル
Episode 4 倉俣史朗《How High the Moon》(1986年)と浮遊する家具
Episode 5 伝 小栗宗湛《月に猿猴図》(室町時代)と 古今の月の表現
Epilogue 三島喜美代《Newspaper-84-E》(1984年)

出品作家 (予定)
現代美術
アニッシュ カプーア / アンディ ウォーホル / エドワード ルシェ / ジム ダイン / ジョナサン ボロフスキー / トム ウェッセルマン / ピーター スタンフリ / ロイ リキテンシュタイン / ロバート ラウシェンバーグ / 崔在銀 / 荒木経惟 / 磯崎新 / 今井俊満 / 内倉ひとみ / 倉俣史朗 / 斎藤義重 / 白髪一雄 / 菅井汲 / 束芋 / 堂本尚郎 / 奈良美智 / 蜷川実花 / 野口里佳 / 野村仁 / 三島喜美代 / 宮脇愛子 など

古美術作品
伝 小栗宗湛《月に猿猴図》/《武蔵野図屏風》/ 狩野常信《月夜山水図》/《近江八景料紙箱・硯箱》/ 月に梅蒔絵短冊箱》など ※古美術は会期半ばで展示替えを行います。