在大阪スイス領事館は、展覧会「Swissnex Window #15: perhaps silence | もしかしたら静寂」を開催します。本展では、人間だけでなく、動植物や微生物、そして新しい技術がもたらす世界や文化を形作る力に目を向けます。会場では、音響生態学や機械学習を活用したプロジェクトを、写真、フィールドレコーディング(現地で録音した音)、映像作品を通して紹介します。微生物の活動や都市の空き地を手がかりに、人間だけを創造の主体とする考え方を問い直します。そして、静寂が中心となる世界では、どのような文化が生まれるのでしょうか。本展では、静寂の中から生まれる新たな文化の可能性を探ります。

キュレーターを務めるのは、ヤン・アルベルト・エッカート博士です。スイス連邦工科大学ローザンヌ校、スイス南部応用科学芸術大学、ルツェルン応用科学芸術大学の研究・実践に加え、同氏が主宰する独立研究プロジェクト「nominute.city」を、国際的な研究や創作活動とともに紹介します。「nominute.city」は、スイスの文化財団プロ・ヘルヴェティアとベルン・デザイン財団の支援による京都での滞在研究を起点に発展してきました。

スイスと日本の視点をつなぎながら、人間だけが文化のつくり手なのではないとしたら、文化はどのような姿をとるのかを問いかけます。