2026年10月29日掲載
みんなでつなぐ 100年目の本づくり
市谷の杜 本と活字館
- 会期
- 2026年10月31日~2027年03月14日
カルーセル
2026年は、開館5周年、そして本と活字館の建物である「時計台」が竣工してからちょうど100年を迎える記念の年です。そこで今年は、大勢の参加者と一緒に、活版印刷で本づくりを行うワークショップに取り組みました(本展会期中も開催)。題材は夏目漱石『夢十夜』。不思議な夢の世界を描いた、10篇からなる連作短編です。これをおよそ10か月かけ、のべ300人以上の参加者と分担し、力を合わせてつくりあげていきます。
ひとことで「本づくり」といっても、その工程は複雑です。活版印刷といえば、棚から小さな金属活字を探す「文選」の工程を思い浮かべる方も多いでしょう。本をつくるには原稿に出てくる文字すべて──『夢十夜』では15,000字以上──を、活字棚から拾う必要があります。誰が? 人間が! また、活字を拾い終えてもすぐに本はできあがりません。活版印刷機や糸かがり機を使うとはいえ、その大半は手作業で、ひたすら、地道な作業を積み重ね、試行錯誤を繰り返します。
初めて触れる道具や手順に感心したり、ときには戸惑ったりしながら、本と活字館の職人たちと参加者が二人三脚で取り組んできた本づくり。本展では、実際のワークショップと同じ順序で工程をひとつずつたどりながら、『夢十夜』がどのようにかたちになっていくのかを追体験してみましょう。
デジタル化が進んだ今、本はボタンひとつで簡単にできあがるものと思われるかもしれません。けれど今も昔も、本は誰かの手を経て、時間と手間をかけてかたちになっています。人の手によってはぐくまれてきた「本をつくる」という営みを、ワークショップの軌跡を追いながらご紹介します。
- 展覧会名
- みんなでつなぐ 100年目の本づくり
- 分類
- 企画展
- 会場
- 市谷の杜 本と活字館
- 会期
- 2026年10月31日~2027年03月14日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 10:00〜18:00
- 休館日
- 月曜・火曜(祝日の場合は開館)、年末年始
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
162-8001 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
- アクセス
- 東京メトロ 南北線・有楽町線 市ケ谷駅 6番出口より 徒歩10分
JR市ケ谷駅より 徒歩15分
都営地下鉄新宿線 市ヶ谷駅 1番出口より 徒歩15分
都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 A1出口より 徒歩10分
都営バス 納戸町(橋63)より 徒歩5分
都営バス薬王寺町(白61)より 徒歩12分 - 公式サイト
- https://ichigaya-letterpress.jp/
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