湯梨浜町羽合歴史民俗資料館
- 更新日
- 2024年08月07日
昭和49年に鳥取県の中央に位置する北条砂丘の砂の下から発見された長瀬高浜遺跡は、弥生~室町時代にかけての竪穴建物跡・掘立柱建物跡が300棟以上、弥生時代の墳墓、古墳、中世の火葬墓・土葬墓、中世の畑跡などを有する山陰地方最大級の集落遺跡です。
出土品は弥生土器、埴輪、土師器、須恵器などの土製品、鉄剣などの鉄製品、銅鐸などの銅製品、管玉・勾玉などの石製品、墨書土器、古銭など、膨大かつ多岐にわたっており、その一部が展示されています。
中でも重要文化財の埴輪群は、なぜか古墳ではない集落の一角から、大量に密集して出土したことで有名です。
そのほか、国史跡橋津古墳群の橋津4号墳から出土した埴製円筒棺や内行花文鏡も展示されています。
682-0723 鳥取県東伯郡湯梨浜町久留19番地1