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Exhibition Reviews & Guide ..

石原友明展――ECTPLASM
2/10〜3/10 graf bldg. 5f[大阪]
 
 
石原友明展
点字を使った絵画作品。はて、こんな日本語で正しいのだろうか。単色に塗られた平面作品の中央部分に触ることのできない点字がある。作家によるメッセージが点字になっているが触れることはできない。目で読む点字……「見る」という行為の曖昧さや、色に対する既製概念を斬ってゆく。このほかビデオ作品や身体に装着できる立体作品もユーモアにあふれている。
[2月10日(土) 原久子]
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嵯峨美術短期大学制作展
  2/7〜11 京都市美術館
 
 
5時に閉館してしまう前になんとか美術館にたどりつかねば……と必死で走った。なんとか、4時20分に滑り込む。私も自分の担当する学生の卒業展を見ないなどという人の道に外れたことはできない。京都には美術系の短大・大学・専門学校がかなりの数あり、どこも2〜3月は卒業展シーズンである。それにしても、こんなに押し込んでひどい展示になったとしても京都市美術館での展覧会になぜかみんなこだわっている。「美術館」は権威なのか……。
[2月11日(日) 原久子]
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文殊の知恵熱 文殊の知恵熱「BOX-ING」
  2/8〜12 ザ・スズナリ
 
 
不思議美術家、特殊音楽家、元舞踏演芸家というはみだし者3人が繰り広げるパフォーマンス、というか連続瞬間芸というか。基本的にストーリーはなく、思いつきのアイデアをツギハギしただけだもんね。今回は、元舞踏演芸家だけが芝居がかった演技をして浮いていた。
[2月12日(月) 村田真]
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―アートコミュニケーション― かりんの里 いきいき・わくわく
  2/13〜24 ギャラリーなつか
 
 
かりんの里 いきいき・わくわく
昨年の夏、新潟県の津南町の老人福祉施設で行なわれた約30人の作家による展覧会とワークショップの報告展。津南町といえば越後妻有アートトリエンナーレの開かれたところ。ついでに見とけばよかった。最近、こういった福祉施設や病院を舞台に行なわれる展覧会が増えていて、それはそれでけっこうなことだが、気になるのはどこからカネが出ているのかということ。施設側が払うとしたら入居料に上乗せされるはずだし、作家の持ち出しだったらツライし。この場合はどうやら「アートボランティア」ネットワーク事務局が後援しているらしい。これがどのような組織かというと、ヒ・ミ・ツ。
[2月13日(火) 村田真]
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青木孝子展
  2/12〜18 Gアートギャラリー
 
 
カンヴァスにメディウムを厚く盛り上げて削り、顔料や色鉛筆で彩色した作品が10点ほど。デカルコマニーのようなシュルレアリスティックな雰囲気を醸し出しているが、なんか70年代ごろの世間知らずな美大生のお嬢さんが一生懸命に試みたような作品ではある。事実、青木は旧姓青山といい、70年代に東京西部の山奥にある美大のマジメな学生だった。同級生だったぼくが言うのだから間違いない。
[2月13日(火) 村田真]
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奥畑実奈展“Spring Appearance 2001 Love awaking”
  2/12〜18 フタバ画廊
 
 
奥畑実奈展
なんかエッチぽかったです。
[2月13日(火) 村田真]
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松本春崇展
2/13〜24 なびす画廊
 
  地塗りしてないキャンヴァス地に、頼りなさげにいろんな図が描かれている。この「頼りなさげ」がいいんだなあ。作者も頼りなさげだし。
[2月13日(火) 村田真]
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