村田 真
原 久子
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伊丹潤展
石原友明展――
COMPLETE BLANC
木版画展――
世界の現代作家と日本の伝統木版
VOCA展2001
S(h)itting in the mirror
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オレにはオレがこう見える
安田佐智種展
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伊丹潤
展
2/13〜24
ギャラリーQ
銀座8丁目から1丁目へと平行移動したギャラリーQの第1弾。70年代的韓国的モノクローム絵画。
[2月13日(火) 村田真]
石原友明展――COMPLETE BLANC
2/12〜24 信濃橋画廊[大阪]
画廊に入るとなにやら実験装置のようなものが設置されている。ガラスで覆われた部分から空気を抜きとり真空の状態にした装置だ。白い壁に近づいてみると点字が見えた。壁に沿って一直線に書かれた点字のテキストの内容も「見ること」「光のこと」などが書き込まれている。
[2月13日(火) 原久子]
木版画展――世界の現代作家と日本の伝統木版
2/15〜28
オーストラリア大使館
淡路島の
長沢アートパーク
にあるアーティスト・イン・レジデンスの報告展。ここでは94年から内外の作家を呼んでワークショップを開いていたが、阪神大震災にもめげず97年からレジデンス事業を開始。ジャンルを木版画に限っているので、参加アーティストの目的も主催者側の意図も明快だ。それにしても、なぜ報告展をオーストラリア大使館で開くのかというと、オージー・アーティストが2人ほど参加しているからだという。そのうちのひとりが滞在中に制作した作品が、オーストラリアの国立美術館に買い上げられたそうだ。
[2月15日(木) 村田真]
VOCA展2001
2/18〜28
上野の森美術館
VOCA展ももう8回目。そろそろマンネリから抜け出す方策を考えないと立ち腐れてしまう。出品作家はピンからキリまでそれなりに多彩なのだが、問題は受賞作品が偏っていること。今回に限らないが、同展ではだいたいぼんやりとしたイメージ(たとえば押江千衣子や市川美幸)、非現実的なイメージ(石田徹也や水上央子)が好まれる傾向にあり、これは安井賞展の末期と似ている。まずは初回から固定している4人の選考委員を替えることだな。
[2月17日(土) 村田真]
S(h)itting in the mirror――オレにはオレがこう見える
2/6〜3/3
ミヅマアートギャラリー
会田誠、松蔭浩之、岡田裕子らミヅマの作家たちによる自画像展。ニューヨークでデキちゃった会田と岡田の花嫁姿が戦慄的。
[2月20日(火) 村田真]
安田佐智種展
2/20〜3/10
セゾンアートプログラム・ギャラリー
セゾンアートプログラム
が若手作家を支援する美術家助成プログラム。その第2回目の受賞者が安田佐智種と栗原一成の2人。安田は、ガラス板の上に子供を乗せて真下から撮影した写真を数点。なんか床がゴワゴワしてるなーと思ったら、それも作品だという。床下にマイクを隠し、人が歩くとその音が入り口に流れる仕掛けになっている。とにかく足にこだわる作家なのだ。
[2月20日(火) 村田真]