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space-jack ! スペースジャック! |
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9/1-10/14 横浜ポートサイドギャラリー、横浜美術館アートギャラリー[横浜] |
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2会場を使ったスペースジャック展は、変形サイズのチラシを見たときから「おーっ!」と思わせてくれた。まさか風船の中を歩かされるとは思わなかった。しっかり意表をついた展示に感心。ガラス張りの横浜ポーとサイドギャラリーは黒い風船で埋め尽くされ、観に来た人の中には光川さんの作品に出会えずに、再度会場に潜った方もいたようだが…。ファビアンのニットの布の作品にみんなで入って、伸縮する布の機能を応用し、いろんなかたちに自在になるパフォーマンスも大好評。布に入ったまま週末だけ100円のバスに乗って横浜美術館まで移動。こちらでは、ネトの巨大クッション(?)にみんながゴロリと転がって…くつろぎモード。ほかの作品もちゃんと観て帰ってね〜と言わずとも、ちゃんと谷山さんの壁からトロリとこぼれ出た水溜りも自己主張していたし、風船の影で光川さんの作品がやや見えにくかったけど、ああいうシチュエーションで見るほうがより目をこらして見るかもしれないと思うと納得できたし。カタログもまたもやワケ有りの変形で完璧でした。
[9月1日(土) 原久子] |
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横浜トリエンナーレ2001 |
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9/2-11/11 パシフィコ横浜展示ホールほか[横浜] |
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ヴェルニサージュ2日目。さすがに閑古鳥の鳴いてた昨日より混んでいる。前回「横トリ」と書いたけど「ハマトリ」と呼ぶらしい。「横トリ」だと「ヨコドリ」みたいでイメージが悪いからだそうだが、「ハマトリ」だって「ハメ撮り」みたいで気持ちよさそうじゃないか。2時から記者会見。4人のディレクターはなかば死んでるが、河本信治さんは疲れを通り越してハイになっている。まるでゾンビだ。美術ジャーナリストの藤田一人氏が、「主催にNHKと朝日新聞というマスコミ企業が入っているのは、悪しき日本的慣習を引きずっていていかがなものか」と問いただしたのに対して、南條さんなんか「なにが悪い」と開き直っていたが、マキャベリスト河本は「なにか大きなことを実現させようとしたとき、使えるものはなんでも使う」と正直なお答え。展示も、河本さん担当の赤レンガ倉庫が空間的にもコンセプト的にも凝縮していてよかった。でも全体に、当初いってた「本展のための新作を、現地制作を中心におこなう」というプランはなし崩しになっていたように思う。つまり、ハマトリのためのハマトリならではのインスタレーションは少なく、どこにでも巡回可能な作品が多かったということだ。ハマ金賞(私が勝手に決めました)は、都築響一の秘宝館とマウリツィオ・カテランのミニエレベーター。 [9月1日(土) 村田真]
小沢剛氏の作品のある県民ホールへ昨日にひきつづき出かける。トンチキ・ハウスではすでに新川貴詩編集長による「トンチキ新聞」の第2号が発行されていた。珍しいキノコ舞踊団のパフォーマンスにジョイントするかたちで小沢氏がマイク片手に熱唱。ジャングルジムから降りてきてデュエットする場面は、往年の日活映画か、と思わされ…とてもトンチキで素敵な一時であった。 [9月1日(土) 原久子]
昨日あがりかけていた椿昇+室井尚作品のバッタが降りてしまっていた。これでまだ曽根裕の映像も観ていないし、開港資料館の会場も行くのを忘れていた。そして、二泊したにもかかわらず、オノ・ヨーコの作品も夜に観ていない。また、出掛けなくては…。 [9月2日(日) 原久子] |
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今日の作家展 |
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9/1〜24 横浜市民ギャラリー[横浜] |
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いまの大学生たちはキャンディーズなんて知らないし、「ちゅらさん」(NHKの朝の連続テレビ小説)のお母さん役がスーちゃんだと言ってもピンと来ないなず。展覧会場に入ると、約20年前に一世を風靡したアイドルグループのキャンディーズの解散コンサートの写真の一部が引用されたポスターとアーティストによって書かれたテキストの冊子が積み上げられた横に膨大な量の紙テープと紙ふぶきの残骸が広がっていた。木村友紀とファッションデザイナーの前田とのコラボレーションによる作品だ。大木裕之、武智子、真島竜男など個性派ぞろいの展覧会のなかでも印象に残るものだった。それは作品がいいとか、悪いとか、そんなことを度外視して。キャンディーズを知らない世代がこれをどう見たのか尋ねてみたい。
[9月1日(土) 原久子] |
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ウリ・ツァイグ |
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8/30〜9/29 麹町画廊[東京] |
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プロジェクターから放たれた光が、透明なガラスの箱を一旦通って、映像を壁に映していた。双子の男性がホテルの廊下を肩を並べてまっすぐ歩いてゆく姿。センセーショナルな場面などはない淡々とした映像だが、色の補正によってドラマティックなものになっている。ガラスにぼんやりと映る像も効果的な演出となっていた。
[9月3日(月) 原久子] |
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