Mar. 4, 1997 | May 13, 1997 |
Art Infomation Index - Mar. 11, 1997
【[ロンドン情報1]《ベラドンナ》展】 ………………●毛利嘉孝
【[ロンドン情報2]《ブラック後期作品》展】
【[ロンドン情報3]《オノ・ヨーコとフルクサス》展】
【馬六明パフォーマンスの記録
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《ベラドンナ》展
ICA - INSTITUTE OF CONTEMPORARY ARTS http://www.illumin.co.uk/ ica/
BELLADONNA at the ICA
Karen Kilimnik - Reference Page
Kerry Stewart Biography
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[ロンドン情報1] ●毛利嘉孝
ICAでは、《ベラドンナ》展と題された企画展が開催され、6カ国29人のアーティストの作品が展示されている。ベラドンナとは、美しいがドラッグにも似た幻覚作用があり、時には死をもたらす有毒植物。世界的な傾向としてこのところ続いている「かわいいけどこわい」系の作品を集めた展覧会である。日本、アメリカではこうした傾向は既に紹介ずみだったが、イギリスでこのように意識的に集められたのは初めてだろう。特に、ヨーロッパ文化において重要な役割を果たしてきたランドスケープにかかわる作品が多いのも特徴。出品作家は、カレン・キリムニック、ケリー・ス チュアート、アニシュ・カポールなど。
[もうり よしたか/
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《ブラック後期作品》展
Studio VIII, 1954-55
In Full Flight, 1956-61
Picasso http://www.clubinternet. com/picasso/
CUBISUM
George Braque
Georges Braque - Reference Page
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[ロンドン情報2] ●毛利嘉孝
ロイヤル・アカデミーのギャラリーでは、ピカソとともに キュビスムの創始者として知られるジョルジュ・ブラックの珍しい後期の作品の展覧会が行なわれている。この展覧会では、これまで見過ごされてきた二つのブラックの特徴を理解することができる。ひとつは、ブラックが今世紀傑出した静物画の画家であり、その作品のほとんどが静物画だったということ。もうひとつは、精神的に変調をきたした晩年に、その作風を変え、いささかユートピア的な「鳥」をモチーフとした痛ましい作品を繰り返し書いていたという事実である。
[もうり よしたか/
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《オノ・ヨーコとフルクサス》展
Wrapping Piece for Trafalgar Square, 1967
The Official Yoko Ono Home Page http://www.yoko.com/
Yoko Ono: The Lady, the Legend
Fluxus Online
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[ロンドン情報3] ●毛利嘉孝
サウスバンクのオープンスペースでは、オノ・ヨーコとフルクサスの展覧会が行なわれている。イギリス人にとってオノ・ヨーコは何よりも国民的英雄のロック・スターをロックの世界から引き離し、奇妙なアバンギャルドの中に引き入れてしまった張本人であり、レビューの多くもそのことに触れているのは面白かった。
[もうり よしたか/
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《デ-ジェンダリズム》展 パフォーマンス記録上映会
世田谷美術館 http://www.setagayaart museum.or.jp/
現象する身体
世田谷の馬六明
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馬六明パフォーマンスの記録 ●長谷川祐子
2月9日、11日に《デ-ジェンダリズム》展出品作家、馬六明(マー・リューミン)のパフォーマンスが行なわれたが、その後の反響は予想以上に大きかった(NHK「日曜美術館」での放映や、展示室での写真記録の展示、また、当日見たお客さんの口コミによるものと考えられる)。記録だけでも見たいという問い合わせが多く寄せられたため、3月22日2時より世田谷美術館で撮影したパフォーマンスの記録映像が特別に上映されることになった。 [はせがわ ゆうこ/美術史]
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