ArtDiary ||| 村田 真のアート日記 |
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6月21日(土)
朝7時半、カッセルのホテルを出て、バスでミュンスターへ。ミュンスターでは77年から10年に1度、彫刻プロジェクトが開かれており、今年で3回目。ちなみにぼくが見るのは2回目だ。と、だれかにいったら、「へえー、20年前から見てるんですか」とのたまった。彼(彼女だったかもしれない)のアタマの中では、10年×2回目=20年という計算になるらしい。アホか、10年に1度で今回が2度目だから10年前に決まってるじゃねーか……と、うまく説明できない自分が悲しい。 |
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6月22日(日)
晴のち雨のち晴のち雨……。朝10時に州立美術館に行って自転車を借り、愛する妻を荷台に乗せて出発。愛する妻は自転車に乗れないのだ。しかし重いぞ……。 |
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6月23日(月)
今日は雨。いちおう愛する妻と州立美術館内の作品を見て、いちばん遠くにあるリチャード・セラの作品までタクシーをとばす。ルッシェハウスと呼ばれる邸宅の正面に、無垢の鉄のかたまりを置いたもの。このルッシェハウス、前回セラが設置し、今回ゲオルグ・バゼリッツが彫刻を展示している宮殿エルブドロステンホフと同じ、ヨハン・コンラッド・シュラウンの設計だそうだ。だからなんなんだといわれても困るが。 |
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