「わたしたち(あらゆる生きもの)は同じ一つの生であり続けている」(E.Coccia)

この衝撃的なフレーズは、『植物の生の哲学』で知られるイタリア人哲学者エマヌエーレ・コッチャの言葉だ。人類の活動が地球全体へ深刻な影響を及ぼす「人新世」において、私たちはいかに人間中心主義を乗り越えられるのか。非人間存在を思いやり、地球環境に配慮するとはいかなることか。

「メタモルフォーゼ」(métamorphosés, 変身/変態)が可能にするのは「共感」だ。あらゆる生は「メタモルフォーゼ」でつながれる。すべての私たちは異種混淆であり、過去・未来と地球上全体に拡がっている。「メタモルフォーゼ」はそれゆえ遍在であり不死である。

「伝統と革新」を象徴する野心的空間・瑞雲庵において、世代・表現領域の異なる6人の日仏アーティストが、アートをつうじてエコロジーを問う。

ウェブサイトより)

会期:2024/04/27〜2024/05/26
* 4/27〜5/6まで無休、以降、金・土・日曜のみ開館
会場:瑞雲庵(京都府京都市北区上賀茂南大路町62-1)
開館時間:10:00〜18:00
観覧料:無料
キュレータ:大久保美紀
出展作家:ジャン=ルイ・ボワシエ、 フロリアン・ガデン、 クワクボリョウタ、石橋友也、入江早耶、古市牧子
主催:art-sensibilisation
問い合わせ先:E-mail:mimi.okb@gmail.com
公式サイト:https://artsensibilisation.com