2026年07月14日掲載
没後70年 映画監督 溝口健二
国立映画アーカイブ
- 会期
- 2026年08月11日~2026年12月13日
カルーセル
東京に生まれた溝口は、青年期には画家を目指しましたが1920年に日活向島撮影所に入社、1923年に『愛に甦る日』で演出家の道を歩み始めます。関東大震災のために京都の撮影所に拠点を移したのちも多彩な作品を発表し、社会の犠牲となる女性たちを徹底したリアリズムで描く『浪華(なにわ)悲歌(えれじい)』や『祇園の姉妹(きょうだい)』(ともに1936年)は溝口の一つの頂点を形作りました。また、芸道物の大作『残菊物語』(1939年)や空前の巨大セットを組んだ『元禄忠臣蔵』前後篇(1941-42年)は、溝口が日本映画を牽引する存在となったことを証しています。
大戦後は、復活の一作となった『夜の女たち』(1948年)に続き、日本の古典文学に材を採った傑作群『西鶴一代女』(1952年)、『雨月物語』(1953年)、『山椒大夫』(1954年)がヴェネチア国際映画祭で3年連続の受賞を果たします。長回しや移動撮影を多用した表現と完全主義の演出は、日本映画の高い芸術性を国際的に知らしめるとともに、フランスのヌーヴェルヴァーグの監督たちやテオ・アンゲロプロス、アンドレイ・タルコフスキーなど世界の映画人にインスピレーションを与えています。
この展覧会では、その生涯の業績や映画作りの手法、世界映画への貢献などを紹介するとともに、撮影の宮川一夫、美術の水谷浩、音楽の早坂文雄など「溝口組」の名スタッフが遺した資料を活用してその演出術を分析します。溝口の妥協なき濃密な映画芸術に迫るこの稀有な企画にご期待ください。
- 展覧会名
- 没後70年 映画監督 溝口健二
- 分類
- 企画展
- 会場
- 国立映画アーカイブ
- 会期
- 2026年08月11日~2026年12月13日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 11:00-18:30(8/28、9/25、10/30の金曜日は11:00-20:00、入室は閉室30分前まで)
- 休館日
- 月曜日、9月8日[火]-17日[木]、10月6日[火]-11日[日]、11月24日[火]-29日[日]
- 観覧料
- 一般600円(480円)/大学生、65歳以上、高校生以下および18歳未満300円(240円)/障害者手帳を携帯者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」またはQRコードのプリントアウト)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
*2026年11月3日(火・祝)「文化の日」は、無料でご覧いただけます。 - 住所
-
104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
- 公式サイト
- https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mizoguchi2026/
- 公式SNS
- お問合せ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)


