東京・iwao galleryにて、露口啓二の写真展「移住」が開催されます。
本展は、キュレーターに四方幸子を迎え、露口が2017年から撮影を開始したシリーズ「移住」をもとに構成。また、写真集『移住』(赤々舎)が会場にて先行発売されます。
写真が幸運に恵まれたなら、繰り返し降り注ぐ堆積物に覆われ不可視となった過去の出来事や不在の歴史への道標となり、忘れてはならない記憶を辿るための回廊ともなりうるだろう。 2024年 露口啓二
〈露口啓二〉
1950年 徳島県生まれ。1990年代末より、北海道の風景と歴史に着目した写真シリーズ「地名」の制作を開始。2014年 第一回札幌国際芸術祭に、映像と写真のインスタレーションを発表。同年、人間の営みの痕跡が自然に浸食されていく様子を撮った「自然史」シリーズの制作を開始。2018年「自然史」シリーズを「今も揺れている」展(横浜市民ギャラリーあざみ野)に出品。同年「地名」シリーズを「さがみはら賞受賞」展出品。2020年「地名」と「自然史」を「道草」展(水戸芸術館現代美術ギャラリー)に出品。2021年「The world began without the human race and it will end without it」展(国立台湾美術館)に出品。2021年より2023年まで、映画『Wakka』に撮影監督として参加。写真集に『自然史』(2017)『地名』(2018)がある。
会期:2024/07/11(木)〜2024/07/21(日)
会場:iwao gallery(東京都台東区蔵前2-1-27 2F)
開廊時間:(木・金・土)12:00〜19:00、(日)12:00〜17:00
休廊日:月・火・水
公式サイト:https://iwaogallery.jp/202407-2/