
東京・国立新美術館にて、NCARシンポジウム006 「ミュージアムと気候変動 ―サステナブルな未来に向けて」が開催されます。
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気候変動問題は現代社会が直面する喫緊の課題のひとつです。これはミュージアム活動とも複雑に関係しており、環境アクティビストによるミュージアムへの抗議行動、気候変動によってミュージアムが被る自然災害、ミュージアム活動自体が排出する温室効果ガスといった課題など多様な視点から考える必要があります。
この課題にミュージアムが責任を持つべきだと考える見方も少なくありません。実際、国際博物館会議(ICOM)では2023年に「博物館と持続可能な開発に関する国際委員会(ICOM SUSTAIN)が設置され、国際美術館会議(CIMAM)では2021年以降「ミュージアム・プラクティスにおける持続可能性のためのツールキット」を公開し、随時更新しています。こうした国際団体の指針は世界各地のミュージアム活動に反映され始めており、我が国のミュージアムとしても、日本特有の気候や地理的条件に鑑みながら、グローバルなミュージアム・コミュニティとともにサステナブルな未来を見据えたビジョンを描くべき時期を迎えています。
本シンポジウム「ミュージアムと気候変動 ーサステナブルな未来に向けて」では、国際的な動向や事例研究から学び、我が国のミュージアムが気候変動に関して抱える課題や実態について検証しながら、意識喚起と具体的なアクションに向けた議論を深めます。
(公式サイトより)
開催プログラム
■国立アートリサーチセンター長による趣旨説明
■基調講演:「ミュージアムの気候変動対応―イギリスの事例と国際的な動向」
登壇者|フランシス・モリス(キュレーター、美術史家、Gallery Climate Coalition(ギャラリー気候連合)理事長)
■テーマセッション:気候変動対応をめぐる主要な観点について
登壇者|茅野恒秀 (法政大学社会学部教授、信州大学特任教授)、半田昌之 (公益財団法人日本博物館協会専務理事、ICOM日本委員会事務局長)、秋山純子 (独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 保存科学研究センター 保存環境研究室 室長)、相澤邦彦 (ヤマト運輸株式会社 グローバルロジスティクス部 美術品ロジスティクス課 スペシャルアドヴァイザー/コンサヴァター)、塩見有子 (NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]ディレクター)、ロジャー・マクドナルド(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]共同設立者・グリーンチーム リーダー、フェンバーガーハウス館長、多津衛民藝館館長)
■パネルディスカッション
登壇者|フランシス・モリス、茅野恒秀、半田昌之、秋山純子、相澤邦彦、塩見有子、ロジャー・マクドナルド
モデレーター|片岡 真実(国立アートリサーチセンター長)
開催日時:2026/02/28(土)13:00~16:30
会場:国立新美術館 3階 講堂 (東京都港区六本木7-22-2)
参加費:無料
定員:150名(要事前申込、先着順)
主催:独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター(NCAR)
問い合わせ先:国立アートリサーチセンター NCARシンポジウム006 担当
E-mail:ncar-info@artmuseums.go.jp
公式サイト:https://ncar.artmuseums.go.jp/events/other/post2026-2971.html