2008年5月13日掲載 |
阿部守 展──鉄の詩 |
鉄の彫刻家、阿部守の作品は、鉄を炎で熱し、鎚で繰り返し鍛くことによって制作されます。静寂な展示空間で「鉄の詩」に耳を澄ましてみると、「鉄」という素材の魅力や「手仕事」の魅力が伝わってくるばかりでなく、この現代社会において振り返るべき「人間存在と物質・自然との関わり」という重要なテーマが浮かび上がってきます。 石炭・鉄鋼産業にて日本の近代産業化のエネルギーを支えてきた町が、産業構造の変化に伴い方向転換の時期を迎えている現代。本展では、国内外で豊富な発表経験を持つ阿部守による直方市のための新作を展示するとともに、産業・教育・行政など各分野の協力を得て「鉄」と「創造性」をキーワードに関連イヴェントを開催します。町の中の美術館が、直方市の過去・現在・未来がクロスする場として生まれ変わります。 |
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会場 |
直方谷尾美術館 |
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日程 |
2008年6月1日(日)~6月29日(日) |
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休館日 |
月曜日 |
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時間 |
9:30~17:30 *入館は17:00まで |
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入場料 |
一般=100(60)円 高大生=50(30)円 中学生以下=無料 *土曜日は高校生無料 *()内は20名以上の団体料金 |
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問い合わせ |
0949-22-0038(直方谷尾美術館) |
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