2008年12月19日掲載 |
[批評(創造)の現在シリーズ関連企画]批評の現在 シンポジウム |
批評の切れ味は、見通しのきかぬ任意の点にあえて立ち止まり、なおその地点が含まれるはずの時空の全体を見通し(構築し)、あるいは見通した上でそこに道を開く、つまりは現在という時空を切り裂く鮮やかさにこそ示される――。 作品の生産過程と流通形態との関係を、批評/言明はいかに結合(ないし切断)することができるのか?あるいはそもそも、人間の行為のすべてが社会的諸関係に規定されているとするならば、反映論に還元しえない「作品」という単位はいかに成立しうるのか? そしてまた批評/言明がある局所性/限定から逃れえないのだとしても、なお対象を語り、記述しようとするとき、それが単なる主観に留まらないことを保証する条件とは何か?四谷アート・ステュディウムのレクチャーセッション「批評(創造)の現在シリーズ」での議論を出発点に、総勢11名の若手論者が徹底討議するシンポジウムを開催します。 |
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東京国立近代美術館 講堂 |
〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1(美術館地下1階)東京メトロ東西線 竹橋駅1b出口より徒歩3分 |
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問い合わせ |
申し込み/問い合わせ先: 四谷アート・ステュディウム事務室(校舎2F) tel.03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休) お電話でご予約ください。 URL:www.artstudium.org/2008/session/?mm77 |
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詳細 |
[出演者]
池田剛介[美術家] 伊藤亜紗[パフォーマンス/文学研究] 上崎千[芸術学/批評/アーカイヴ理論] 黒瀬陽平[美術家、美術批評/アニメ評論] 沢山遼[美術批評/美術史] 千葉雅也[哲学/表象文化論] 平倉圭[イメージ分析/知覚理論、美術家] 福嶋亮大[文芸批評家] 柳澤田実[哲学/キリスト教思想] 松井勝正[芸術学] 石岡良治[表象文化論]
主催:近畿大学国際人文科学研究所 |
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