「布が伝える 和のこころ」展
日本の長い歴史文化の中で伝えられてきた布の一つひとつの織りや染め、意匠には、日本人の細やかな技と感性が息づいており、それぞれ伝統の中で培われてきた特別な意味や、織った人・染めた人の思いが込められています。
そして大切に伝えられ、時を経て深みを増した布には、使い捨てに慣れてしまった私たちが忘れかけてしまった“ものを慈しむ”心のぬくもりが感じられます。
本展は、着物をはじめ風呂敷や袱紗のコレクターとして知られる三瓶清子さんの膨大なコレクションより、日本の伝統美と和のこころを伝える貴重な逸品を選りすぐってご紹介するものです。
着物や風呂敷、袱紗布などの布の世界に凝縮された無限の美、そして、季節や人生の折々の節目とともに布を慈しんできた和のこころをお伝えします。 |
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