創画会60年展──創造美術からの流れ
創画会は,創立60年を迎えます。昭和23年(1948)1月、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」の綱領を掲げ、秋野不矩、上村松篁、福田豊四郎、山本丘人、吉岡堅二らの東京や京都の中堅画家13名によって創造美術が結成されました。その後、創造美術は新制作協会日本画部、さらに創画会と名称を変えながら,半世紀以上経った今日も日展、再興院展と並ぶ現代日本画壇の一翼を担い続けています。
本展では,創立時から現在までの主要画家の作品71点を[起]─「創造美術」創立、[承]─「新制作協会日本画部」へ、[展]─「創画会」発足の3つの時代に分けて展示し、新しい日本画を目指した画家たちの熱き創造の軌跡をたどります。創画会の自由で個性豊かな作品を心ゆくまでお楽しみください。[広報資料より] |
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