高木正勝とサイモン・ターナーのライブパフォーマンスがあった(高木のライブのところまでしか会場にいることが実はできなかったのだが)。開演前廊下で話したときに、寝ちゃいますよ、と高木が言ったワケがよくわかった。ソフトフォーカスで光が柔らかく全体と包んでいる映像に心地よく漂うようなサウンドは、確かによく眠れそうだった。そしてたくさんの人々が周囲にいる中で、まるで広い場所にひとりでいるように無防備な気分にさせてくれた。 [9月7日(土)原久子]