フィクションと現実の出来事を倒錯させるようなストーリーをいつも展開させているが、本人のなかでもごちゃまぜになることもあるのだろうか?という素朴な疑問をいつも持って彼女の作品を観ている(そんなことは作品には関係のないことなんだけど)。以前ギャラリー小柳でもやっていた、曜日によって色が決められた食事の作品をテーブルクロスにプリントしてマルチプルにしていた。欲しいけど、テーブルに掛けると食事をする場所がなくなるので、観るだけでガマンした。 [6月26日(木) 原久子]