
博士(工学)。金沢21世紀美術館レジストラー、奈良文化財研究所客員研究員、総合地球環境学研究所 客員准教授。
メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修プログラムでのThe Canadian Centre for Architecture(CCA)滞在を経て現職。
文化資源の再文脈化を促す問いの場としての展示空間と、その建築的役割の再評価に向けたキュラトリアルな実践を軸に活動をつづける。主な活動に、家を渉る劇、能登共同・郷土ライブラリーなど。
建築作品に「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(1896年竣工、2017年改修)、著書に『クリティカル・ワード 現代建築──社会を映し出す建築の100年史』(共編著、フィルムアート、2022)、『HOLZ BAU[増補版] ホルツ・バウ──近代初期ドイツ木造建築』(共編著、TOTO出版、2022)。キュレーションに関わった展覧会に「第14回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展日本館」(2014)、「分離派建築会100年 建築は芸術か?」(京都国立近代美術館、2020)、「すべてのものとダンスを踊って 共感のエコロジー」(金沢21世紀美術館、2024)など。