2020年06月01日号
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2009年05月15日号のバックナンバー

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フォーカス

複数形の「ルーヴル」を描く試み

[2009年05月15日号(光岡寿郎)]

 桜の季節はとうに過ぎてしまったけれども、新緑の季節を迎えた上野は依然として混雑している。その一因は、現在国立西洋美術館(東京・上野公園)で開かれている「ルーヴル美術館展──17世紀ヨーロッパ絵画」の影響かもしれない。日本では毎年のように開催される「ルーヴル展」だが、既に50万人の来場者を数えるなど、依然としてルーヴル人気は堅調である。会期も既に折り返しを過ぎ大方の展評が出揃っている今、ここで少し考えてみたいのは、既存の「ルーヴル展」ではお目にかかれなかったいくつかの試みだ。

ミラノサローネに見るデザインの新しい動き

[2009年05月15日号(土田貴宏)]

 今年のミラノサローネにおいて際立っていたのは、有力家具ブランドの動向やインテリアのトレンドとは距離を置いて活動するデザイナーの個性豊かな表現だった。彼らの活躍は、デザインの新しい価値観を創出しつつある。

キュレーターズノート

「no name」展
杉本博司 歴史の歴史/やなぎみわ 婆々娘々!

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[2009年05月15日号(植松由佳)]

 大型連休のある日、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館への出品も控えて多忙を極めるアーティストやなぎみわと、次の担当展「やなぎみわ 婆々娘々!」の最終段階の打ち合わせのために、大勢の観光客でにぎわう京都へ出かけた。打ち合わせの前に、木屋町の立誠小学校跡地を会場に開催されていた「no name」展に足を運んだ。

混浴温泉世界 別府現代芸術フェスティバル2009

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[2009年05月15日号(山口洋三)]

 本サイトでもすでに紹介されている別府の「混浴温泉世界」。現代美術作家の山出淳也が、縁故も伝手も乏しい街に飛び込み、4年以上の歳月をかけて組織づくりから人間関係の構築までこなしてようやくこぎ着けた国際芸術祭だ。この芸術祭にかける山出の思いや意気込みは、すでに本サイトの久木元拓氏の記事や、別のサイトなどでも紹介されている。ここでは「混浴温泉世界」の中心となる展覧会「アートゲート・クルーズ」について書いてみたい。

アート・アーカイブ探求

押江千衣子《オアシス》──普通の自然に意識を向ける「大島賛都」

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[2009年05月15日号(影山幸一)]

artscapeレビュー

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