丸い太陽から光が放たれている感じに写せて朝からちょっと満足。お気に入りな1枚。
久しぶりに大きな固まりの雲が浮かんでいるので思わず撮影。
今日は、平面・絵画作品の展示作業日。搬入されて各部屋の各壁に作品は置かれていて、作家立ち会いのもと、展示作業が進んでいく。この作品は西成田育男氏のもの。
すでに、立体作品の搬入も終わっていて、明日から展示作業が始まる。この作品は鈴木りん壱君のもの。
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午前中の美術部門の会議に出席。会議後急いで会場を回って、写真におさめ、常磐線の人となる。下の写真はスーパーひたちの車窓から写した空。
外苑前で降り、ふとワタリウムに寄る。ショップのON SUNDAYSの地下を覗いたら、好評につき会期延長しました!とFREITAGをまだ一杯揃えていた。それどころか今入荷したというシルバーのトラベルバック「F37 RENEGADE」を見せられて思わずの衝動買い。本当はちょっと小さめの真っ赤な「F96 FRITZ」を探しに来たはずなのだが、あたらにバック2つを手に約束の場所に急行する。
その場所はNADIFF。数日後にベルリンに戻る予定の島袋道造さん、野口里佳さんの二人の作家と美術評論家・松井みどりさんと合流。場所を移して、2007年の企画展「夏への扉」に関する打ち合わせをする。あとからその場に、10日について21日はNYに戻るという本当の一時帰国中の落合多武さんも合流。
落合いさんにはアトリエから見繕って持ってきたという、未発表の作品のファイルを見せてもらう。とても素敵なドローイングをワクワクしながら見て幸せな気分になる。良い日かもしれない。
松井さんの企画意図を作家の作品を通して身体化するいつものパターンだ。打ち合わせの都度、だんだんといろんなものが見えてきて、形になる前のイメージが僕のなかにあらわれる。
その後、松井さんと僕は、清澄に六本木から移転したhiromi yoshii ギャラリーに移動し、泉太郎さんの新作を見せてもらい、さらに吉井さんには作家資料を見せていただきつつ作家本人を交えて4人でしばしの懇談。
ここで松井さんとは別れて、僕はもう1回上のフロアー、小山登美夫ギャラリーで待つ、廣瀬さんを訪ねた。
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廣瀬智央「BLUE BOX」
デュシャンのグリーン・ボックスを思い出させるネーミングの、廣瀬さん作「BLUE BOX」は作品にしてまだ未完の作品。これから3年間に渡って、ときどきのスライドが追加されていくプロジェクトが終了してコンプリートになるプロジェクト型のBOXとのこと。その話を10日のオープニングの時に聞いて、その後の予定のあった横浜に移動する間に、僕もキャッチボールの相手として是非、参加してみたくなった。そこで横浜に着いて落ち着いたところで早速、廣瀬さんに連絡しエントリーを申し出でる。嬉しいことに快諾してくれた。
と言うわけで、すぐには動き始めないけれど、今後「BLUE BOX プロジェクト」(と、勝手に僕が銘々したのだけど)レポートをアップできることになると思う。「BLUE BOX」の詳細はまた追って。
1日の締めくくりは、ミラノに戻る前の廣瀬さんと、森下(深川)の酒場で一献。寒い日の夜、アートなお話を聞きながら、美味しいお酒をいただきました。1合徳利1本180円也。