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佐伯祐三─自画像としての風景
2023年06月01日号
およそ100年前、「大阪」、「東京」、「パリ」の3つの街に生き、短くも鮮烈な生涯を終えた画家、佐伯祐三(1898 – 1928)。1924年に初めてパリに渡ってからわずか4年余りの本格的画業の中で、都市の風景を題材とする独自の様式に達しました。特に、一時帰国を挟んだ後の2回目の渡仏期に到達した、繊細で踊るような線描による一連のパリ風景は、画家の代名詞とされ、その比類ない個性は今でも多くの人を魅了し続けています。私たちは、佐伯の絵画に向き合う時、風景に対峙する画家の眼、筆を走らせる画家の身体を強く想起させられます。そして、描かれた街並みの中に、画家の内面や深い精神性を感じ取ります。それゆえ作品はしばしば、画家自身を映したもの―自画像にたとえられます。本展では、佐伯が描いた「大阪」「東京」「パリ」の3つの街に注目し、画家が自らの表現を獲得する過程に迫ります。[美術館サイトより]
大阪中之島美術館
地域 | 近畿 |
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会場 | 大阪中之島美術館 大阪府大阪市北区中之島4-3-1 |
会期 | 2023年4月15日(土)~6月25日(日) |
入場料 | 一般=1,800(1,600)円 高大生=1,500(1,300)円 小中生=500(300)円 *( )内は20名以上の団体料金 *障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明) |
休館日 | 月曜日(5/1は開館) |
開館時間 | 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | TEL:06-4301-7285 |
主催 | 大阪中之島美術館、読売新聞社 |
公式サイト | https://saeki2023.jp |