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art resonance vol.01 時代の解凍
2023年12月01日号
本展では、関西を拠点に国内外で活動する、藤本由紀夫、髙橋耕平、野原万里絵、黒田大スケの4名が、当館のコレクションから注目する作家を選び、その作家像と併せて作品を様々な方法で読み解いていきます。彼/彼女らが創作者としての視点をもって、山崎つる子たち7名の思考や手業に近づきながら多様な方法でアプローチすることで、新たな作品解釈と共に、これまで表には出ていなかった個人史をも浮かび上がらせます。
藤本は、山崎つる子の《作品》(1964)を手掛かりに様々な角度から検証し、具体美術協会という枠を超えて山崎の世界の新しい発見を試みます。野原は、生涯にわたって約5,000点もの絵画を遺した山田正亮に注目しました。山田が残した作品や50冊以上に及ぶ制作ノートから、本質的な絵画への問いと「描く」という山田の思考を、画家の視点と制作という行為を通して導き、抽象絵画の新しい鑑賞方法を提示します。高橋は、人や作品、時代とのつながりを「対話」という形で拡張していった津高和一の活動から、現代における「対話」について考察し、津高が抽象絵画を描くに至る経緯や精神性などを検証していきます。黒田は、堀内正和、柳原義達、エミール=アントワーヌ・ブールデルの3名の彫刻家とあわせて、田中敦子に注目し、アーティスト本人や周囲の人々の言葉を通して、各作家像に迫ります。[プレスリリースより]
芦屋市立美術博物館
地域 | 近畿 |
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会場 | 芦屋市立美術博物館 兵庫県芦屋市伊勢町12-25 |
会期 | 2023年10月28日(土)~2024年2月4日(日) |
入場料 | 一般=800(640)円 高大生=500(400)円 *( )内は20名以上の団体料金 *中学生以下無料 *11/11、11/12は無料 *高齢者(65 歳以上)および身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額 |
休館日 | 月曜日(1/8は開館)、12/28〜1/4、1/9 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | TEL:0797-38-5432 |
主催 | 芦屋市立美術博物館 |
公式サイト | https://ashiya-museum.jp/exhibition/18007.html |