シンプルで洗練された描線と明快な色彩、ストーリーを感じさせるユニークでユーモアあふれる作風で知られ、様々なフィールドで活躍中のイラストレーター、unpisによる個展を開催します。

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テーブルがあって、椅子に座った人がいる。
テーブルには水が入ったコップが置かれている。

日常生活において毎日のように見る光景であり、イラストレーションとしても求められるケースが多いシチュエーションだが描くとなると座標の設定が難しすぎる……。

そう感じたとき、学生時代に3Dソフトを一瞬だけ触ったことを思い出しました。そのソフトでは基本的に数値をもとにもののサイズ、角の丸み、配置する場所を設定していくのですが、一発で思った通りの造形を思った場所に置くのが初心者には至難の業でした。

その記憶から、逆に脳を3Dソフトにして今まで正と思っていた位置やサイズからずらしてみたらどうなるか? ということを思い付き描いた作品たちを展示します。

あなたの脳で、ずれた座標を戻しながら絵を眺めてみてください。そして帰る道すがら、普段見ているものの座標をずらして遊んでもらえたら嬉しいです。

私の絵と皆さんの身体や脳がON READINGという座標で交わることを楽しみにしています。

(unpis)

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unpis (ウンピス)
福島県いわき市生まれ。広告、書籍、パッケージ、壁画などのイラストを中心に様々な分野で活動中。ニュートラルな線とかたち、少しウフフとなる表現を心がけています。
@wa_unpis