ミステリ小説家 飛鳥部勝則は、人物をモチーフとする美術作品をコレクションしています。コレクションの動機となっているのは「自分に絵を描かせる絵の収集」といいます。そこから受けた刺激によって描いた作品を自作の小説に取り込み、自身の創作世界を広げています。
今展では飛鳥部のコレクションとともに、小説に使用した自作の絵画作品もあわせて展覧予定。飛鳥部に影響を与えた作品と、それによって描かれた作品とで、ディープな世界が築かれることでしょう。