やないづ町立斎藤清美術館では、夏の企画展「斎藤清・水百態」を開催いたします。
人々に多くの恵みと災いをもたらしてきた、水。気体にも固体にも姿を変え、とらえどころのないこの物質を表そうと、古今東西の芸術家たちが様々な数多くの作品を生み出してきました。
その水を、画家・斎藤清はどのように表現したか―
雲母(きら)摺り、木目・彫り目、余白、墨のにじみ。まさに水のごとく変幻自在に技法を駆使して抽出した、多彩なイメージをお楽しみいただける展覧会。
中でも、印刷物では分からない、文字通りキラキラきらめく雲母摺りによる水の描写は必見です。