中国四大奇書の一つ『水滸伝』は、英雄たちの反逆を描く、北宋時代の史実をもとに成立した小説です。
12世紀、徽宗皇帝の治世を舞台に、腐敗した政権に不満を抱いた宋江率いる108人の豪傑が、梁山泊に集う物語です。
『水滸伝』は江戸時代の日本でも一大ブームとなり、曲亭馬琴や葛飾北斎、歌川国芳らの手によって、新たな物語や美術表現が展開していきました。現代でも、小説や漫画、映画、ドラマ、ゲームなど、多彩なメディアで広く親しまれています。
本展は『水滸伝』にまつわる中国および日本の美術と資料を紹介するものです。あわせて、英雄たちの生き様や価値観がどのように描かれ、受け取られてきたのかをたどり、『水滸伝』が今なお人々を惹きつける理由を探ります。[公式サイトより]