世界最古の紙の『論語』写本 
このたび、慶應義塾図書館所蔵の「論語疏 巻第六」が、国宝に指定されました。本書は、中国南北朝時代の梁の皇侃による『論語』注釈書『論語義疏』の6世紀頃の写本で、日本には7~9世紀初頭までには伝来していたと考えられます。
出土品ではなく、今日まで人から人へ受け継がれてきた『論語』の紙のテキストとして世界最古とされ、6世紀の字体や筆法を伝えるものとしての書道史的価値も高く、『論語』の受容と東アジアの学問交流を物語る最古級の文化財です。
今回は「論語疏」の一部の紙片がおさめられた「遠年紙譜」(えんねんしふ)もあわせて公開いたします。
10日間限定の一般公開となりますので、是非この機会にご覧下さい。