本企画展では、国立科学博物館の収蔵庫の中から世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中心に、選りすぐりの哺乳類などを紹介します。
「観察の眼、発見の芽」をテーマに“声なき標本たち”の姿を通して、見つめる眼(観察)と見つける眼(発見)を育み、他の動物との意外な共通点や私たちの日常とのつながりなど、標本にまつわる学びや問いを発見することができます。剥製の周辺にはあえて情報を置かず、形態的にも優れた剥製そのものの観察を通して、自分なりの「発見の体験」をする展示構成となっています。
また、小さなお子様も体験を通じて学べる関連企画「くらべて なっとく 哺乳類のからだ」を同時開催します。三重に生息する身近な哺乳類の骨格や剥製などを展示し、比較することで、からだのつくりや毛色の違いについて、発見することができます。

※ヨシモトコレクションとは
1946年から1995年にかけて世界中からハンティングによって得られた標本群です。ハワイ・オアフ島のW.T.ヨシモト財団より、国立科学博物館へ寄贈されました。哺乳類・鳥類・爬虫類の標本412点からなり、多くは全身が剥製として残されています。現在では調査が困難な地域の標本も多数含まれており、きわめて学術的価値の高いものです。