2025年3月6日に急逝した札幌在住の彫刻家 國松明日香の回顧展を開催します。
北海道内各地に数多くのモニュメントを設置したほか、風や水、星の煌めきなど形のない自然の姿を簡潔な造形に還元した金属彫刻で知られ、その詩情豊かな表現は多くの人に親しまれ続けています。
小樽に生まれ、小学5年生から札幌で過ごした彼は、東京藝術大学を経て帰郷し、飛生(白老)での生活や、数々のモニュメントの受注、そして、札幌市立高等専門学校の整った設備を得るなど環境が変化していくなかで、何を感じ、自らの作品に反映していったのでしょうか。
本展では、版画や実験的な作品を手掛けていた初期から最晩年の作品までの作風の変遷をたどりながら、彼の芸術の魅力を紹介するとともに、國松明日香がいかに北海道の文化芸術にとって大きな存在であったかを改めて明らかにしていきます。[美術館サイトより]