豊かな黒髪は女の命などと言われますが、古代から現在に至るまで美しい髪を維持することは男女ともに重要なことでした。そのために食生活や日常生活に配慮するなど様々な努力を行ってきました。
 江戸期以降、日本では結髪文化が花開き、時代の流行を反映した多種多様な髪型が生まれました。明治維新後には男性は「散切頭」となり、大正・昭和期には女性も従来の日本髪だけでなくパーマや洋髪を結うことが増え、髪型は個性を示す手段となりました。
 今回の特別展では、今も昔も人々の関心事であった髪型や髪飾り、髪のお手入れの変遷など髪にまつわる歴史を紹介していきます。