ななほは、「自分らしさ」をテーマに作品制作を続けています。
時間が流れ、経験を重ねるなかで少しずつ変化していく自分。その一方で、
絵を描く時間の中には昔から変わらない感覚や記憶が自然と現れるといいます。
本展のタイトルである「居場所」は、誰かに与えられるものではなく、自分自身で見つけていくもの。
作家にとって絵を描くことは、単なる自己表現ではなく、
自分と向き合い、自分らしさを確かめるための大切な時間でもあります。
作品に現れるのは、動物や植物、日常の出来事から生まれたイメージ、そして作家の内側に広がる小さな世界。
自由な発想と鮮やかな色彩によって生み出された作品群は、描くたびに現れる「変わらない自分」の存在を映し出しています。