2026年4月、第一回階段派展が渋谷で開催されました。
この展覧会は、画家・吉岡雅哉がアトリエの階段を集中的に描き始めたことをきっかけに、その制作に関心を持った作家たちによって作られました。第一回展には吉岡雅哉、井上拓哉、笹山直規、杉田陽平の4名が参加し、それぞれの視点から階段という主題に取り組んだ作品を発表しました。

第一回展終了後も各作家の制作は継続されており、階段という主題を起点とした新たな作品や展覧会が生まれています。第二回階段派展となる本展では、会場を渋谷から上野のみんなのギャラリーへ移し、井上拓哉、杉田陽平、吉岡雅哉の3名による作品を紹介いたします。

日常の中にありながら、これまで絵画の主題として取り上げられることのなかったであろう「階段」。本展では、それぞれの作家がこの身近な存在と向き合うなかで制作した作品を通して、階段派の現在地をご覧いただきます。

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■掲載写真2, 3:吉岡雅哉個展「階段」(2026/5/28-5/31) 展示風景
第二回階段派展は、この個展空間から繋がり、さらにグループ展としてのバリエーションを持つ空間になります。

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■ 出展作家

井上拓哉 Takuya Inoue
1986年埼玉県生まれ
自衛官やボディーガードとして国家、企業、個人の危機管理に携わる中で自分自身や世界のあり方に疑問を抱くようになり、救いを求めて美術領域に目を向ける。哲学、宗教、経済、科学など美術以外の思想や技術を取り込み表現および救済の追究と拡張を目指す。

杉田陽平 Yohei Sugita
1983年三重県生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。絵画におけるあらゆる表現を追求しながら、素材そのものが持つ性質や可能性に着目し、既存の絵画観にとらわれない独自の作品を制作。抽象と具象、平面と立体の境界を横断しながら、絵画の本質を問い続けている。

吉岡雅哉 Masaya Yoshioka
1981年兵庫県生まれ
宮大工の家に生まれ育ち、伝統的な職人技術を習得し独立する一方、幼少の頃より西洋絵画を独学で学ぶ。現代性と民俗性が入り交じる田舎の景色を、様々な絵画様式によって描いている。​​2026年、アトリエの大改造を機に画家宣言を表明する。