平成24年11月19日、渋川市金井遺跡群で「ヨロイを着た古墳人」が見つかりました。約1500年前の榛名山(はるなさん)の大噴火による火砕流(かさいりゅう)で埋もれていたのです。ヨロイを着た状態の人骨の出土は国内初、まさに世紀の大発見。しかもヨロイは、あの国宝「埴輪 挂甲(けいこう)の武人」に表現されたヨロイと同じ種類の挂甲(小札甲(こざねよろい))だったのです。
遺跡群では、豪族居館(ごうぞくきょかん)や神まつり、モノづくりの場などが当時のまま奇跡的に残っていました。古墳時代のリアルな世界を復元できる資料として、出土品は令和7年9月26日、国の重要文化財に指定されました。
本展では、列島各地の同時代資料とも比べつつ、出土品の歴史的な価値に迫ります。この夏、古墳人が生きた世界をのぞいてみませんか。