19世紀を代表するフランス印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール。明るく幸福な雰囲気に満ちたその作品は、ここ日本においても長らく愛されてきました。なぜルノワールはこれほどまでに日本で親しまれてきたのでしょうか。その理由のひとつは、その作品を日本各地で“実際に見ることができる” という点にあるのかもしれません。...
本展覧会では、明治、大正期に日本にもたらされたルノワール作品や、ルノワールに多大な影響を受けた日本の洋画家たちの作品を紹介し、ルノワールの芸術が日本の美術界にいかなるインパクトをもたらしたかをひも解きます。さらに、昭和、平成期を中心に日本各地の美術館、企業等に収集された貴重なルノワール作品を一堂に集め、遠い異国の画家であったルノワールがわたしたち日本人にとって親しみ深い画家となっていくまで、いわば、「わたしたちのルノワール」になっていくまでの道のりを辿ります。[美術館サイトより]