北欧の国、スウェーデン。本展は、近年世界的に注目を集める北欧美術の中でも、スウェーデンの絵画に特化した日本初の展覧会です。
1870年代後半、スウェーデンの若い芸術家たちはフランスに渡り、写実主義や自然主義、外光派の表現を学びました。しかし、次第にスウェーデンならではの絵画を描こうという思いを強めた画家たちは、故郷に帰り、北欧特有の風景や暮らしに目を向けます。日常にひそむささやかな喜びや、厳しくも美しい自然を詩情あふれる表現で描き出した画家たちの絵画は、のちの「スウェーデンらしさ」をかたちづくっていきました。
本展ではスウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀初頭にかけて制作された約80点の傑作をとおして、スウェーデン美術の「黄金時代」をご紹介します。