福井貞子(ふくい・さだこ 1932年~ )は、倉吉絣の調査研究と再興活動に尽力しながら、個人作家として、現代において絣織を表現することに長くたずさわってきたことで知られる現代の鳥取県を代表する染織作家の一人であり、鳥取県指定無形文化財「絣」の保持者です。

本展では、このたび当館が受贈した、福井が長く作品を出品してきた日本伝統工芸展の入選作22点をはじめとする着物と着尺合わせて約70点を、会期中4期に分けて展示します。日本の絣織に関する長い調査研究活動のなかで培われた製織技術と、自身が日々暮らす倉吉で感じた季節の移り変わりや風景の印象、或いは旅先で得た印象などが、図柄や色彩からなる工芸表現として一つの布の上に結実する、福井貞子の染織世界をご紹介します。

展示替えスケジュール
①8月1日(土)~16日(日)
②8月18日(火)~30日(日)
③9月3日(木)~13日(日)
④9月15日(火)~27日(日)