この度、NORITAKA TATEHANA STUDIOと女子美術大学 デザイン・工芸学科 工芸研究室は、舘鼻則孝の創作活動15周年を記念する展覧会「リシンク –舘鼻則孝と手しごと– 展」を、2026年9月10日(木)より10月6日(火)まで、女子美アートミュージアムにて開催いたします。

あわせて会期中、女子美術大学相模原キャンパス1号館1階のJoshibi SPACE 1900では、同時開催展として舘鼻則孝 展「Venus」を9月10日(木)より9月30日(水)まで開催いたします。いずれの展覧会も入館無料で、どなたでもご覧いただけます。
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15年の創作活動を、その背景にある「手しごと」から辿る

「Rethink(リシンク)」は、舘鼻則孝が創作活動の概念として掲げる言葉です。歴史や文化を単に受け継ぐのではなく、現代の視点から捉え直すことで、新たな価値を生み出そうとする創造の姿勢を表しています。

本展は、その思想のもとに生み出された代表作《Heel-less Shoes》をはじめ、彫刻、絵画、版画、インスタレーションにいたるまで、15年にわたる創作活動の全体像を一望する展覧会です。分野を横断しながら制作を続けてきた作家の歩みを、ひとつの流れとして辿ります。
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完成した作品だけでなく、その背景にある創造の過程に光を当てる

本展のテーマは「手しごと」です。完成した作品だけでなく、その背景にある素材研究や試作、制作工程、さらには日本各地の伝統工芸の担い手との協働にも焦点を当てます。会場には、19世紀から現代にかけて受け継がれ、舘鼻が実際に使用している靴づくりの道具も展示し、作品がどのような思考と技術、そして数多くの手しごとの積み重ねによって生み出されてきたのかをたどります。
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女子美術大学の染織コレクションと、そこから生まれた新たな表現

女子美術大学の染織コレクションも、本展の見どころのひとつです。江戸時代(19世紀)の《松竹梅鶴亀模様振袖》など、大学が受け継いできた貴重な染織資料と、それらから着想を得て制作された舘鼻則孝による新作をあわせて展示します。過去の手しごとと現代の創作が響き合うことで生まれる、「Rethink」の視点による新たな表現を紹介します。