テキスタイルという言葉には、織物、または織物の材料の糸や繊維という意味があります。そして、テキスタイル・アートとは、古代から現代にいたるすべての染織芸術を表す名称です。この展覧会では、その中でも、現代になって制作されるようになった、糸や布、天然や人工の繊維などを素材とした美術作品を紹介します。
今回展示されるのは、現在活躍中の11名の国内作家の手による作品です。それぞれが選んだ素材から、自由な発想のもと「織る」「編む」「縫う」「染める」「縮める」といった様々な技法を使い、丹念な手仕事で時間をかけて生み出される作品は、手触りの記憶を呼び起こす素材の魅力とともに、美しい色彩や想像もできない形を見せてくれます。展示室の空間に、これらの多様な作品が繰り広げる現代テキスタイル・アートの世界を、ぜひお楽しみください。[美術館サイトより]
出品作家:わたなべひろこ、小川倫代、佐久間美智子、椿 操、関島寿子、熊井恭子、岡本直枝、宮坂省吾、脇坂真祈子、牛尾卓巳、貝塚観