この度の展覧会では、青森県が生んだ世界的アーティスト、棟方志功と奈良美智の二人の作品を一つの空間に展示いたします。生きる時代もジャンルも違う二人は、一見すると全く違う芸術表現を確立しています。しかし、共に代表的なモチーフは人物像であり、人間の感情そのもの、あるいは個を超えた大いなるものが発露して人を成しているかのように、いずれも観る者の心に強く訴えかけてきます。その芸術的根底には、同郷の青森という北の風土が共通して根差しています。青森の厳しくも美しい自然や、北方文化の流れ込む本州最北端の歴史文化、その土地で生まれ育ったことが、日本を超えて世界的に受け入れられる二人の芸術家の重要なエッセンスではないでしょうか。二人のタイアップによって、より、青森という土壌が醸成させた、それぞれの深い精神性をご覧下さい。奈良美智作品は50点以上、棟方志功作品は大作を含む30点以上を展示予定。[美術館サイトより]