2026年10月10日掲載
吉岡雅哉「コンビニ画 百景」
みんなのギャラリー
- 会期
- 2026年11月06日~2026年11月11日
カルーセル
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吉岡雅哉 Masaya Yoshioka
1981年兵庫県生まれ
宮大工の家に生まれ育ち、伝統的な職人技術を習得し独立する一方、幼少の頃より西洋絵画を独学で学ぶ。現代性と民俗性が入り交じる田舎の景色を、様々な絵画様式によって描いている。2026年、アトリエの大改造を機に画家宣言を表明する。
主な受賞:トーキョーワンダーウォール賞(2008)、とよた美術展'07審査員賞(2007)、シェル美術賞 蔵屋美香審査員奨励賞(2006)、交換する種 Vol.2 アドバイザー賞(2006)
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日本の原風景
吉岡にとって、一度自分の絵のモチーフになったものとの関係は簡単には終わりません。モチーフは日常の生活のなかにあるからです。コンビニはその代表的な存在で、日に何度となく目にします。同じコンビニでありながら、景色は少しずつ異なっている。吉岡はそうした風景を繰り返し絵にしてきました。
描かれたコンビニのなかには、周囲の道路や建物が描かれた当時と変わっている場所や、すでに閉店してしまった店舗もあるようです。そして私たちにとって、もっとも分かりやすい変化の一つは、今では姿を消したブランドがあるということです。そうした変化を目の当たりにしたとき、郊外のコンビニは、どこにでもあるはずの景色でありながら、私たちの記憶のなかの「現代日本の原風景」でもあることに気付きます。
かつて戦前から戦後にかけて活躍した洋画家・向井潤吉(1901-1995)は、高度経済成長によって日本の風景が大きく変わっていくなか、失われつつあった茅葺屋根の民家を各地に訪ね、生涯にわたって描き続けました。二千に及ぶと言われるその絵画には、100年程前にはどこにでもあったはずの、今では失われた日本の原風景が描かれています。吉岡が描き続けるコンビニ画もまた、何気ない日常でしかなかった光景が、ある時代の姿を伝えるものへと変わる存在なのかもしれません。
だからこそ、本展の「百景」という数字も、シリーズの完成を意味するものではありません。2025年に「五十六景」と名付けたとき、56点で制作が終わったわけではなかったように、100点もまた、長く続く制作の途中に現れた一つの区切りです。見慣れていたはずの風景が、100点の絵画として並んだときに、私たちには何が見え、何に気付くのか。ぜひ会場でお確かめください。
- 展覧会名
- 吉岡雅哉「コンビニ画 百景」
- 分類
- 企画展
- 会場
- みんなのギャラリー
- 会期
- 2026年11月06日~2026年11月11日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 12:00-19:00
- 休館日
- 本展は無休となります
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
110-0015 東京都台東区東上野4-14-3 2F
- 公式サイト
- https://www.minnanogallery.com/masaya-yoshioka-100-convenience-stores
- 公式SNS


