国立劇場の建替え計画に伴い、平櫛田中の代表作《鏡獅子》(東京国立近代美術館蔵)を当館で借用し、令和11年半ばまでの予定で常設展示しています。このまたとない機会に当館でしかできない展覧会を開催し、平櫛田中作品の魅力を常設展とは違った視点により紹介します。

本展では、《鏡獅子》を中心に、平櫛田中の多彩な作品と現代作家の作品をコラボレーションさせて展示することにより、平櫛田中作品の幅広く多岐にわたる魅力や視点を浮かび上がらせます。さらに、平櫛田中への敬意、近代から現代へと受け継がれる彫刻の精神、田中と現代作家の共通性を見出すことで、平櫛田中の新たな価値を伝えたいと考えます。

ふたつの作品が共鳴することにより、新たな物語が生まれます。今ここでしか体験できない、ふたつの形がつくる物語の世界をお楽しみください。