9月18日(土) 「映画をつくるということ」
篠崎誠[映画監督]
1963年生まれ。95年の「おかえり」でベルリン映画祭最優秀新人監督賞、モントリオール世界映画祭新人監督賞などを受賞。今春、ドキュメンタリー「ジャム・セッション 菊次郎の夏〈公式海賊版〉」を完成、ロカルノ映画祭などで上映。現在、立教大学で講師を勤めるかたわら、新作「忘れられぬ人々」の制作準備中。
10月8日(金) 「森岡君とMr.さん それはS&M」
Mr.(岩本正勝)[アーティスト]+森岡友樹[アーティスト]
アニメキャラを使った作品などでアメリカを拠点に活動するミスター(1969生)と、フェティッシュな写真で脚光を浴びる森岡(1976香川生)。若手アーティスト達が運営するHIROPON FACTORY(村上隆主催)のメンバー2人のパフォーマンス&トーク。司会は同FACTORYマネージメントディレクター花澤武夫。
10月22日(金) 「マンガ表現の独自性とは何か」
竹熊健太郎[編集家、マンガ原作者]
1961年生まれ。桑沢デザイン研究所を経てフリーの編集者兼ライター兼マンガ原作者として活躍。自称「編集家」。著書に「サルでも描けるまんが教室」(相原コージと共著)、「マンガの読み方」(夏目房之介らと共著)、「私とハルマゲドン」、「箆棒な人々−戦後サブカルチャー偉人伝」などがある。
11月5日(金) 「日常の中で、ちょっとだけコワれた人々について。」
岡田裕子[アーティスト]
1970年生まれ。多摩美術大学卒。「〈私〉美術のすすめ−何故WaTaKuShiは描かれたか」(板橋区立美術館)、「ラヴズ・ボディ−ヌード写真の近現代」(東京都写真美術館)などに出品、写真や言葉など様々なメディアを使った活動を展開。人々のコミュニケーションの問題を扱った作品が注目される。
11月12日(金) 「私の分身・私の居場所−少女マンガの中の“もう一人の私”−」
藤本由香里[評論家、編集者]
1959年生まれ。東京大学卒。現在、筑摩書房で書籍編集者として働くかたわら、コミック、女性、セクシュアリティなどをテーマに活発に評論を行う。著書に「ニュー・フェミニズム・レビュー」(共著)、「私の居場所はどこにあるの?−少女マンガが映す心のかたち」、「快楽電流−女の、欲望の、かたち」などがある。 |