「20世紀はなぜこんなに悲惨になってしまったのか」という視点から、講演の前半はこの100年間を荒川流に切り捨て、なぜ自分が「建築」に向かったのかを述べた。半分くらいしか理解できませんでした。
後半は、臨海副都心や都立大跡地を想定した彼の街づくり計画についてプレゼン。徐々に舌がなめらかになって、最後はノリノリ。「この10年、日本にセールスに来ていたけど、どこも相手にしてくれない」「日本の都市計画は料亭で決まる。そんな国はアフリカにもない」「
《養老天命反転地》は20%くらいしか実現してない。ずいぶん法を破ったから、ほかの計画もご破算になった」
「私の街は仮設の街。ある瞬間は物質で、ある瞬間は光の束で、あるときはイメージ。クォンタムと同じ街」。本気で言うからスゴイ。