DNP文化振興財団では、わが国および世界のグラフィックデザイン、グラフィックアート文化の発展と、学術研究の振興に貢献することを目的に、人文社会科学、自然科学を問わず幅広い学問領域からグラフィックデザイン、グラフィックアートに関する研究テーマに対して助成を行っています。ふるってご応募ください。


◆募集テーマ

A部門:グラフィックデザイン、グラフィックアート全般をテーマとする学術研究
グラフィックデザイン、タイポグラフィ、印刷、版画、写真等のグラフィック文化に関係する幅広い学問領域の研究。 例えば、美術史、デザイン史、美学、芸術学、博物館学、美術教育学、比較文化論、画像工学、技法材料・保存科学、心理学、法学、経済学等。
B部門:グラフィック文化に関するアーカイブをテーマとする研究
グラフィックデザイン、タイポグラフィ、印刷、版画、写真等のグラフィック文化に関係するアーカイブ構築に関わる研究、または既存のアーカイブが所蔵する史資料の調査・分析、あるいは整理分類手法やデータモデルの提案といったアーカイブ自体の基礎研究等。

◆助成対象研究者

グラフィックデザイン、グラフィックアートに関する研究を行う研究者の個人またはグループ。
(1)大学、美術館・博物館等の研究機関に在籍する常勤の研究者(教員、学芸員、研究員、アーキビスト、司書等)
(2)大学、美術館・博物館等の研究機関に在籍する非常勤の研究者、または大学院生で、大学教授、館長、それに準ずる役職者の推薦のある者
(3)特定の機関等に属さない個人の研究者で、大学教授、館長、またはそれに準ずる役職者の推薦のある者
※推薦者は指導教員(過去の指導教員も可)や上位役職者等、当該分野の専門的知見を有する者である必要があります。

◆助成金額
1件につき上限50万円/年

◆助成期間
1年間:2025/01/01~2025/12/31

2年間:2025/01/01~2026/12/31

◆2024年度審査委員
井口壽乃(埼玉大学大学院教授)、加治屋健司(東京大学大学院教授)、菊池裕子(ヴィクトリア&アルバート博物館学術部長)、建畠晢(埼玉県立近代美術館館長)、永原康史(グラフィックデザイナー)、並木誠士(京都工芸繊維大学特定教授、京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)、前田富士男(中部大学客員教授、慶應義塾大学名誉教授)
※五十音順・敬称略、肩書は2024年3月時点

◆申請方法
今年度より、申請システムを導入しました。当財団のグラフィック文化に関する学術研究助成申請システムを使用してインターネットで研究計画書を提出してください。詳細は当財団ウェブサイトを参照ください。対応言語は日本語と英語です。

◆申請期間
2024/04/01~2024/06/14まで(必着)

◆選考結果発表
2024年10月予定

◆問い合わせ先
公益財団法人DNP文化振興財団 研究助成係
〒104-0061東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
E-mail:dnp-foundation-grants@team.dnp.co.jp

◆公式サイト
DNP文化振興財団ウェブサイト:https://www.dnpfcp.jp/foundation/grants/