京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホールにて、芸術資源研究センター開設10周年記念連続シンポジウムが開催されます。

今回は、「芸術とアーカイブの未来像」と題し、これまでの活動を振り返り、さらにこれからの芸術とアーカイブのあり方について有識者とともに考えます。

第1部では、芸術資源研究センターを創設した主要メンバーが、「そもそも芸資研によって何を実現しようとしたのか」を振り返ります。なぜ芸術には「アーカイブ」が必要なのか。いまだ新しさを失っていない、「過去に夢見たビジョン」について語られます。

第2部では、芸術とア ーカイブに関する先駆的な活動を行なっている学外の研究機関・美術館の有識者を招き、それぞれの現場で実践されてきた「芸術とアーカイブをめぐる活動」について紹介されます。その上で、これからの「芸術とアーカ イブ」について、その多様なあり方を未来に向けて議論されます。

開催プログラム

■挨拶
赤松玉女(京都市立芸術大学学長・理事長)

■開会のおことば(リモート出演)-10年を振り返って-
彬子女王殿下(京都市立芸術大学芸術資源研究センター特別招聘研究員)

<聞き手>森野彰人(京都市立芸術大学美術学部長)

■第1部:芸術にはなぜ「創造のためのアーカイブ」が必要なのか
<登壇者>

建畠晢(多摩美術大学名誉教授、京都芸術センター館長、元京都市立芸術大学学長)

石原友明(京都市立芸術大学美術学部名誉教授)

柿沼敏江(京都市立芸術大学音楽学部名誉教授)

<司会>

佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター教授)

■第2部:「芸術とアーカイブ」の未来像
<登壇者>

渡部葉子(慶應義塾大学ミュージアム・コモンズ副機構長、アート・センター教授)

光田由里(多摩美術大学アート・アーカイヴ・センター所長・教授)

伊村靖子(国立新美術館情報資料室室長・主任研究員)

平諭一郎(東京藝術大学未来創造継承センター准教授)

佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター教授)

<コメンテーター>

加治屋健司(東京大学大学院総合文化研究科教授)

<司会>

松井茂(情報科学芸術大学院大学図書館長・教授)

■ライブ演奏
*第1部と第2部の合間に音響彫刻の演奏があります。
岡田加津子(京都市立芸術大学音楽学部教授)

渡辺亮(パーカッショニスト)

■クロージング・スピーチ
田中栄子(京都市立芸術大学美術学部教授・芸術資源研究センター所長)

日時:2025/02/08(土)13:00〜18:00(12:30開場)
会場:京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホール(京都市下京区下之町57-1)
定員:400名
参加費:無料
申込:不要(先着順)
主催:京都市立芸術大学 芸術資源研究センター
問い合わせ先:京都市立芸術大学 芸術資源研究センター事務局
E-mail:arc@kcua.ac.jp
公式サイト:https://www.kcua.ac.jp/20250208_arc_10th/